先月二十九日、秦野市にある八幡神社における植樹祭にお招きを頂き、千年の森をテーマにドングリの植樹をして参りました。身近な近郊の山々は、経済性だけを考え、戦後、杉や檜を中心に植林され、自然が破壊され鹿や猪が餌を求めて山を降り、畑の野菜や果物を食い荒らし、大変被害が進んでおります。心配した横浜国大の宮脇教授が中心になり、植樹が行われております。
日本の場合、ふるさとの森を支えるのは、ブナ・シイ・カシ等の照葉樹だそうです。
私は前日、夜遅く海外旅行から帰り、参加すべきか迷いがありましたが、参加したことにより、まさか見えていると思わなかった金子さんご夫婦、ご親族のご一家にお目にかかり、大変楽しい一時を過ごさせていただきました。体を惜しみ植樹際に行かなければ、お目にかかることは出来ませんでした。何事においても一歩踏み出す勇気が、自分を変えるのだと改めて感じた一日でした。
また、日本ではドングリの種類が14種あります。いろいろ混植している中から強いものが生き残り成長していきます。ドングリは一本の木から二万個もの実を付け、山々に住む動物の餌になるのです。自然の森の掟は、ドングリの色々な種類を50センチ四方に植樹することにより、お互いが競争し、少しずつ我慢しながら共生するのです。人間も育った環境の違った人達が集まり、競い合い成長し、社会が構成されているのです。
先般、顧問会を開催しましたところ、全員の先生方がご出席され、大変勉強をさせていただきました。塚田本部長の一時間に渡る講演も大変勉強になりました。本部長は、恵まれた生い立ちの中、何事においても前向きに取り組み、海外においての苦労、アメリカと日本の民族の違い、語学の理解度についても大変楽しく聞かせていただきました。
古田土先生の挨拶の中で、社員は就業規則によって働くのではなく、社風によって動き働くとの話を聞き大変感銘を受けました。社風は誰が作るかの話にナンバーツーが社風を作るのだと話されております。
当社の場合は、誰がと申せば本部長の皆さんであり、各支店、営業所のリーダーではないでしょうか。私や社長は理解し仕事に取り組み、うしろ姿を見せることにより、社員が気付き、協力者が増え会社は変わるのです。幹部の皆さんは、まず自らが経営者の意識を持ち、仕事に取り組むことで一心同体となり、価値観を共有し社風は変わり、職場が変わっていくのです。
厳しい時代、トップの悩みは多いものです。社長の悩みを共有し、皆さんが頑張って仕事に取り組めば企業は絶対潰れることはありません。魚は頭から腐るといわれます。当社はお客様に元気になって頂くことを、喜びと考えることのできる風土を作り上げましょう。